salty blog

暑くて頭の回転が鈍りそうな時に、あえて難しいことを考えてみるテスト（笑）。


たとえば、具合が悪くて病院に行ったとしましょう。

Aという医者は5種類の検査をした上で、治療を行った。


数年後、ほぼ同じ症状になった時、別の病院に行ったら…。

Bという医者は1種類の検査しかしなかった。



そうすると、なんとなくこんな風に思ってしまいませんか？

１．Aは丁寧に診療してくれる良い医師、Bは手抜き診療。

本当にそうでしょうか？


検査の件数が増えれば、その分費用は上がりますし、
患者の身体に負担もかかるでしょう。
実は1種類の検査で大方の診断が出来るのかも…と思うと。

２．Aは儲け主義の悪徳医師、Bこそが患者思い。

という可能性もありますよね。


あるいは…、

３．どの検査をするかは専門家でも微妙な判断が伴うところで、
　明確にどちらが良いとは言えない。
　それぞれの医師が、自分の良かれと思う判断をした。

それとも…、

４．その数年の間に医療技術が進歩し、検査の件数を少なく出来るようになった。

そういうことなのかもしれません。


本当のところは、こっちは専門家じゃないので、わかりませんよね。
良い医者の条件って、一体何だろう？

結局のところ、医療技術の上手さや、知識の豊富さよりも、
人当たりが良くて優しそうだと、「良い医者」だと思ってしまったり。

医者に限らず、専門職の良し悪しを判断するのって難しいですよね。