国宝阿修羅展。

国立博物館の「国宝阿修羅展」へ。
入り口には「混雑中、待ち時間100分」の表示。
…って、ディズニーランドじゃあるまいし!?
混んでいると聞いてはいたけれど、まさかここまでとは!
女子高生からお年寄りまで長蛇の列。
仏像好きな人って、こんなにいたんですか!?
そこまで行ったのにむざむざ帰れず、頑張って並ぶ。
入ったら入ったでラッシュ時の電車状態。
そして、前座(他の仏像や出土品など)が長い。
やっとの思いで、阿修羅に到達。
確かに造形的には美しい。
今の尺度で言ってもイケメンであろう。
でもなぁ…私のイメージするものとは違うんだよなぁ。
阿修羅って好戦的・攻撃的な人のはずなのに、
ちょっと優し過ぎる感じでした。
おだやかな顔で見下ろす阿修羅は…、
回りを取り囲んで押しくらまんじゅうしている人間たちに、
「まぁ、ちょっと落ち着け」と言ってたのかもしれません。
とりあえず、見た価値はあった。
それにしても疲れた。
でも、仏像って…、
本当は見るものではなくて拝むものですよね。
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