Impasse(アンパース)「あんずとすしお」2005年12月16日〜25日 新宿ゴールデン街劇場
脚本:新谷真弓・湯澤幸一郎・政岡泰志
演出:湯澤幸一郎
出演:新谷真弓・湯澤幸一郎
舞台、CM、音楽ユニットなど多彩な活動をなさっている湯澤さんと、
(私の認識としては)役者というより声優…「カレカノ」から「舞-乙HiME」まで…
という新谷さんの、二人芝居。
7本のオムニバス形式で語られる…兄、妹、少女愛…。
1.歌姫と鍵盤奏者男女逆転で演じられる、変化球的なイントロ。
ふつうに「いい話」なのに、湯澤さんの女装は気持ち悪い(笑)。
アンハッピーを思わせる終わり方はいかがなものか?
2.あんずとすしお・1
4.あんずとすしお・2
6.あんずとすしお・3売れないロリコン漫画家の兄、それを水商売で養う妹。
散りばめられたオタクネタが結構ウケてるのが何とも…。
心情変化の描写は良かったけど、終わり方がちょっと肩透かし。
(散々ドキドキしたけど結局何もありませんでした、なの?)
3.小二極道血風録親分(小二の女の子)に振り回される子分、というドタバタ劇。
単純に面白がって見られる小品…「指つめて〜!」に爆笑。
5.CANDY MAN少女を飼育する男、いつしか関係が逆転し…。
いかにもなロリータ、倒錯の世界…と、型にはめて語らないと重すぎる話かも。
でも、ここでの新谷さんが一番好き(萌え)。
7.兄妹島遊郭のような島で、「水揚げ=兄と離れる」と悟った少女は…。
舞台設定は良いと思うんですけど…終わりは強引だったかも。
むしろ、その後どうなったのかが気になってしまいました。
以上7本で、「少女」・「兄妹愛」をとことん語りつくした感じの舞台でした。
女役、マンガ家、極道、…怪演の湯澤さん。
それなりの年齢のはずですが、確かに「少女」だった新谷さん。
どちらの演技も迫力ありました。
素直に「役者さんって凄い!」と言うしかありません。
時おり新谷さんの声が「カレカノ」の芝姫に思えてしまうのは、
私の個人的都合(思い入れ)ですね…(爆)。
二時間あまり、耽美と倒錯の世界に浸りたいという向きにはおすすめ。
ただ、全体的に世界観の構築に力を入れるあまり、オチが弱いといいますか…。
「こういう世界が好きなんだよ〜!」という主張はわかるのですが、
それで見る側に何を伝えたいのかが希薄な感じがしました。
入り込みづらかった部分があったのは、私の嗜好のせいもあるかもしれません。
…「ロリ」は好きなんですが、「妹属性」はダメなんです。
リアルに妹なんて物がいたら、美しい幻想なんて持てませんって!
個人的には、こういう小劇場でガチガチに見るというよりは、
酒でも飲みながら気楽に見たかった…なんて思いました。
とりあえず、私もプリンが食べたいです(飴でも可…笑)。
【「あんずとすしお」に言及しているブログ】…小さいハコだった割に、意外にレビューがあった(驚)。
・Impasse「あんずとすしお」新宿ゴールデン街劇場(微妙にネタばれ)…某日観劇録・【芝居】「あんずとすしお」アンパース…休むに似たり。・「あんずとすしお」(Impasse)@新宿ゴールデン街劇場…踊る芝居好きのダメ人間日記・Impasse『あんずとすしお』12/16-25新宿ゴールデン街劇場…しのぶの演劇レビュー・あんずとすしお〜萌舞台、ロリコン尽くし。…m@coto・あんぱーす楽日。…てのひらのたいよう・「あんずとすしお」Impasse @ 新宿ゴールデン街劇場…酒の日々、薔薇の日々、本の日々、映画の日々。