見えない指紋(踊らない捜査線)
置き引き被害の後始末…その5。
一昨日、警察と電話でやり取りをしたキャッシュカードの件…。
いくら一刻を争う必要は無いとはいえ、もし届けるのならあまり遅くならない方がいい。
それに、このまま諦めてしまうのは気分が悪いし、
ほんの少しでも手がかりが見つかる可能性が上がるのなら何とかしたい。
ということで、立川警察まで行くことにしました。
他の人にとっては価値が無いものでも、自分には見慣れた物があるかもしれない…と、
行きがけの道でも、ついつい何か落ちていないか「下を向いて歩こう」状態。
でも当然…と言うべきか?何も無し。
警察の受付で、電話での経緯を話すと、
「刑事課に行ってください」と言われ、エレベーターに乗る。
この時、ちょうど現場から戻って来た風の刑事さんたち数人と乗り合わせる。
…何かそれぞれキャラが立ってる感じで、刑事ドラマそのもの。
エレベーターを降りてきょろきょろしていると、その中の一番恰幅の良い刑事さんに、
「どちらに行かれます?」と聞かれ、どきどきしながら…
「あの~、今、受付で…刑事課に行くように言われたんですけど…」
取調室のような所に通されしばし待つ。
扉開けっぱなしで、電話で話している声なども聞こえて来る。
「マル何とか」みたいな警察独特の略語が飛び交う。
…これまたTVの刑事ものと同じだぁ~!
突然の「リアル刑事ドラマ体験」に…自分の用事を忘れそうになる。
そして、別の刑事さん登場(若くて優しそうな感じ)。
再び、最初から事情を説明。
とりあえず、持ってきたカードの指紋を調べてもらうことに…。
しかも目の前ですよ…実演!
毛玉の付いた棒で粉をポンポンと叩き…これまたTVとおんなじだよ~!
…さらにテンション上がりそうになる私。
変なヤツだと思われないように必死に抑える。
「ちょっと泥棒の専門家にも意見を聞いて来ます。
私は本来薬物の担当なので…」
と、途中一度部屋を出る刑事さん。
…今、薬物って言ったよ、おい!
むしろそっちの話を…って、落ち着け!自分。
その結果、確かに人が触った形跡はあるものの、
この程度の指紋では個人を特定するには至らないだろうとのこと。
また、今の所の状況では「盗難」として捜査することは難しいということ。
「今後もし何か出れば、その時点で盗難に切り替えることもできますから」
と、半ば慰めのようなことを言われ、本日終了。
結局…、犯人についても、無くした物についても、何の進展も無し。
でも、普段入れない場所で「リアル刑事ドラマ体験」できたので、良しとしましょう。
踊らない捜査線…でも、自分だけ小躍り…みたいな。
不謹慎だと言われるかもしれませんが…、
これだけ痛い目に遭ったんだから、ちょっとぐらい楽しんでもいいよね。
さて、「置き引きシリーズ」もこれで終わり。
と思ったら…翌日、突然の電話が!?
次回…完結編「癒えぬ傷痕」
置き引き被害を総決算せよ!えのっち!
一昨日、警察と電話でやり取りをしたキャッシュカードの件…。
いくら一刻を争う必要は無いとはいえ、もし届けるのならあまり遅くならない方がいい。
それに、このまま諦めてしまうのは気分が悪いし、
ほんの少しでも手がかりが見つかる可能性が上がるのなら何とかしたい。
ということで、立川警察まで行くことにしました。
他の人にとっては価値が無いものでも、自分には見慣れた物があるかもしれない…と、
行きがけの道でも、ついつい何か落ちていないか「下を向いて歩こう」状態。
でも当然…と言うべきか?何も無し。
警察の受付で、電話での経緯を話すと、
「刑事課に行ってください」と言われ、エレベーターに乗る。
この時、ちょうど現場から戻って来た風の刑事さんたち数人と乗り合わせる。
…何かそれぞれキャラが立ってる感じで、刑事ドラマそのもの。
エレベーターを降りてきょろきょろしていると、その中の一番恰幅の良い刑事さんに、
「どちらに行かれます?」と聞かれ、どきどきしながら…
「あの~、今、受付で…刑事課に行くように言われたんですけど…」
取調室のような所に通されしばし待つ。
扉開けっぱなしで、電話で話している声なども聞こえて来る。
「マル何とか」みたいな警察独特の略語が飛び交う。
…これまたTVの刑事ものと同じだぁ~!
突然の「リアル刑事ドラマ体験」に…自分の用事を忘れそうになる。
そして、別の刑事さん登場(若くて優しそうな感じ)。
再び、最初から事情を説明。
とりあえず、持ってきたカードの指紋を調べてもらうことに…。
しかも目の前ですよ…実演!
毛玉の付いた棒で粉をポンポンと叩き…これまたTVとおんなじだよ~!
…さらにテンション上がりそうになる私。
変なヤツだと思われないように必死に抑える。
「ちょっと泥棒の専門家にも意見を聞いて来ます。
私は本来薬物の担当なので…」
と、途中一度部屋を出る刑事さん。
…今、薬物って言ったよ、おい!
むしろそっちの話を…って、落ち着け!自分。
その結果、確かに人が触った形跡はあるものの、
この程度の指紋では個人を特定するには至らないだろうとのこと。
また、今の所の状況では「盗難」として捜査することは難しいということ。
「今後もし何か出れば、その時点で盗難に切り替えることもできますから」
と、半ば慰めのようなことを言われ、本日終了。
結局…、犯人についても、無くした物についても、何の進展も無し。
でも、普段入れない場所で「リアル刑事ドラマ体験」できたので、良しとしましょう。
踊らない捜査線…でも、自分だけ小躍り…みたいな。
不謹慎だと言われるかもしれませんが…、
これだけ痛い目に遭ったんだから、ちょっとぐらい楽しんでもいいよね。
さて、「置き引きシリーズ」もこれで終わり。
と思ったら…翌日、突然の電話が!?
次回…完結編「癒えぬ傷痕」
置き引き被害を総決算せよ!えのっち!
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